海外で使うカードあれこれ



日本だとまだまだ、現金が信用されますが、海外だと金額が多くなればなるほど、現金は信用されなくなる。以前はトラベラーズチェックがあったけど、いつの間にか無くなっていた。

なのでどうしてもカード決済を準備しておかないといけません。私は海外に行くときには

チップやファストフード系のランチ時のために現地通貨で最小の単位紙幣と余り大きくない金額の紙幣と帰りの交通費程度の日本円

現金がなくなってどうしても必要になりそうなときのために海外で使用可能なキャッシュカード

クレジットカードを2枚、できればブランドはVISAとJCBなどの違うブランドで

お金には直接関係ないですが、航空会社のマイレージカード

を基本にしています。クレジットカード2枚必要なのは、たまに何かの手違いでカードが凍結されて使えなくなったり、レストランなどで店によってはJCBとかは使えなかったりするための対策です。


どのカードが有効かとか色々比較した情報がありますが、本当に使うとなると生活環境でカードは決まってくる気がします。絶対的な有利なカードがない限りは、利便性を加味して損しないカードを選らぶくらいで十分です。そんなに毎月、海外に行くわけでもないのですから...


『キャッシュカード』

最近は一般にどこの銀行でも海外のATMをつかえるので自分が使える系列を調べておけば急に現金が必要になったときも何とかなります。以前は「CitiBank」を使用していましたが、今は個人業務事業を売却してしまってますね。

海外で使うときに気をつけたほうがいいのは、日本より安全ではないので現金を下ろすときには回りを注意しましょう。私の体験では欧州は英語表示がないことが多々あるので結構、苦労します。

為替レートは銀行独自ルールで決まるのでFX(外国為替証拠金取引)など知ってる人から見るとかなり損をした感じになりまし、手数料も高くて3%前後は取られます。場合によっては海外のATMを使う使用料を$1前後取られることもあります。


『デビットカード』

日本専用がJ-Debitカード、海外でも使用可能なJCBやVISAが発行しているDebitカードがあります。使用すると直接、銀行口座から引き落とされます。

20年以上前にも一時、「CitiBank」のキャッシュカードに付いていて海外で使ったことありますが、いつの間にかなくなったシステムです。また復活してますが現時点ではクレジットカードがあれば余り意味がないカードです。不正使用等の事後処理を考えると持たない方が良い気がします。


『プリペイカード』

VISAなどのブランド系プリペイカードはVISA系のデビットカードと使い方では何が違うか良くわかりません。支払い限度額が銀行口座一杯か自分で決めた金額までかの違いぐらいのような気がします。新たにデビットカードを申請するくらいならプリペイカードを持ったほうが使い過ぎないなどリスクも少ないです。







『クレジットカード』

クレジットカードは日本人になじみの「JCB」「VISA」「Master」とややステータスが高い「AMEX」「DINERS」があります。一般的な海外で使うには後半の2社は加盟店がやや高級店に限られるため不向きかもしれません。JCBが使えると日本人が訪れるお店やホテルだとわかるので安心感が生まれます。

同じ系列のクレジットカードでも使うときに制約があることがあります。クレジットカードで現金を引き出そうとするとたまに駄目なカードがあります。どのカードが絶対に駄目とは言い切れなのですが、銀行系でない年会費無料のカードはかなりの確率で駄目のようです。現金は上記のような他のカードでも引き出せるので特に問題にはならないでしょうが...

カードが2枚必要だと言ったのは、以前、友人が欧州出張時、カードでガソリンを入れて、その後、他の国でホテルにチェックインしようとしたところ、カードが不正使用された疑いがありカード会社が直ぐに使用禁止にしてしまったため、そのカードではチェックインできませんでした。同僚のカードで何とかチェックインし、後で電話して何とか使えるようにしてもらえたのですが海外ではなかなか大変です。不正使用を食い止めてもらえたのは良かったのですが、カードが使えないと本当に困ります。予備のカードは必要です。

また、ホテルのチェックインのときにデポジットでカードを番号を控えられることがありますが、チェックアウト時に現金が余ってたりすると現金払いに変更することがありますよね。でも、気をつけないと後でカードでもホテル代が請求されることがあります。領収書で現金払いをした証拠があったので不正請求は免れましたが...
チェックアウトで現金払いに変更したときはカードの控えを目の前で破棄してもらうと良いと思います。

また、米国では余り、サインを気にしません。ホテルのチェックアウトの時はレシートをもらうだけで終わりです。しかし、欧州だと基本は暗証番号を求められます。日本ではサインがまだ多いので行く前に確認したほうが安心です。

クレジットカードのもう一つのメリットはゴールドカード等プレミアムレベルだと空港のビジネスラウンジを無料で使えます。少し早めに着いた時などはゆっくりとソファでドリンクなどを味わえます。海外に良く行くなら「プライオリティパス」と言うカードを手に入れると海外の多くの主要空港でラウンジが使えます。友人などはこのカードを手に入れるためにわざわざ「楽天プレミアムカード」にしているくらいです。




『マイレージカード』

海外と言えば航空会社のマイレージ、今流行のポイントサービスが気になります。世界にご存知の通り3チームあります。私は3チームとも持っていますが、ある程度、絞って貯めていました。細かい条件は色々ネットで書かれてますが、ざっくり言うと

スターアライアンス(ANA) ⇒ 期限あり、国内便OK
ワン・ワールド(JAL) ⇒ 期限あり、国内便OK
スカイチーム(Delta) ⇒ 期限なし、国内便NG(ある条件では使用可能)


最近使ってないので一般カードになってます(笑)


マイレージを貯めるには基本は「航空券を買う」「提携カードでショッピング」で増えていきます。マイレージを有効に使うには期限のないスカイチームしかないのですが、海外旅行以外では、使用するためには条件があり、なかなかマイレージを消化できないデメリットがあります。

私はスカイチームが一番マイレージが多く残っているのでスカイマーク再建で、ANAか、デルタか、で争ったときにはひそかにデルタを応援してました。しかし、残念な結果になってしまいました。相変わらず、国内旅行考えるとマイレージカードをゴールドにするか、デルタ・マイレージ提携カードに入会するか、しないと使えません。一番、簡単にできるのはJCBの提携カード(年会費1500円)を持つことですね。

その内、JCBに入会することになるかも(笑)