静かな四万温泉、有名な映画の舞台?

温泉街には私は二種類あると思っています。一つは箱根や草津のように街や地域全体が観光地化して賑やかな温泉地。もう一つはひっそりとして街を楽しむと言うより温泉メインで楽しむ温泉地。四万温泉は後者だと思います。



四万温泉のメインストリート(左)、その中にある塩之湯飲泉所飲泉所は四万温泉伊一の名所です。道が狭いので車が通るとゆっくりと歩くことはできませんが、昔ながらの小さな温泉街と言う感じです。

小さな温泉街なので中心にある大きな四万グランドホテル以外は小さなホテルが点在してる感じです。




温泉をメインに楽しむなら四万グランドホテルから上流に向かって川沿いに歩いて10分弱の道程で辿り着く国民宿舎もお勧めです。歩くのが大変なら電話すれば四万グランドホテル前まで送迎バスが迎えに来てくれます。

昔と違って、国民宿舎も新しさはないですが、それなりに小奇麗な感じで料理もなかなかです。源泉欠け流しで、川沿いにある宿なので露天風呂も開放的で楽しめます。






群馬県重要文化財にも指定されている積善館(左)は日本最古の湯宿です。この橋を含めた雰囲気が「千と千尋」の映画のモデルと言われる温泉街です。言われてみればそう見えないこともないけど...。

旅館と反対側の橋の先にある通りには四万温泉一のレストラン街が広がっています。ここは丁度、四万グランドホテルの裏側に当たります。