最近はあまりに通信料が高くなるため容量制限したり格安SIMで何とかがんばる時代。でもSNSなどを使うと写真データなどでどうしても容量が飛躍的に伸びてしまう。そのため、街中でもWiFi接続をすることが増えてきます。
インターネットのセキュリティーについて
しかし、無料のWiFi接続はセキュリティーが弱いとよく言われます。インターネット回線では暗号化されていないデータはLTEだろうがWiFiだろうがセキュリティーは無いに等しい。ではなぜ、WiFiだけ問題になるのかというと、アクセスポイントまでの無線接続が無防備だから弱いと言われている。ならばそこだけ強化すればLTE接続と同じになります。データ自体での安全化対策
接続形態に関わらず安全な通信をするにはデータ自体を暗号化して誰にも見られないようにすることです。HTTPS接続
HP閲覧等は「http」ではなくてデータが暗号化される「https」接続にする。つまり、ブラウザでアクセスするときに「https」でない場合は見られたくない情報は送らないようにします。google検索などはhttps化されていますが、飛んだ先のホームページがhttps化されているかはその都度、確かめ他方が良い。VPN接続
スマホと目的のサーバー間をVPN接続でテータをやり取りする。全回線をVPN接続(暗号化接続)にできればいいのですが、限られた接続区間以外は難しいと思います。回線での安全度を上げる対策
暗号化されてるので安心
①スマホ⇔携帯アクセスポイント間のLTE接続
②スマホ⇔キャリアWiFiスポット間のWiFi接続
③スマホ⇔有料WiFiスポット間のWiFi接続
暗号化されていないので危険
④スマホ⇔一般の無料WiFiスポット間のWiFi接続
保護されているのでたぶん安心
⑤キャリアが管理しているインターネット回線
⑥プロバイダー管理が管理しているインターネット回線
基本は保証が無いので危険
⑦キャリアやプロバイダー以外の一般的なインターネット回線
国内編
Japan Connected-free Wi-Fi
信頼の置けるWiFiスポットを簡単に探せます。最初に登録する必要があるので登録用のメールアドレスを決めておく必要がありますが、捨てアド的な無料のyahooやgmailでも問題ありません。無線LANの接続回線自体が安全になるわけではないですが、アクセスポイントのサーバーはある程度は信頼できます。使い方は簡単で何も考えないで、その場所でアプリを立ち上げて、大きな接続ボタンをクリックすれば、利用可能なWiFiスポットがあれば繋がります。
私鉄沿線では一度、接続できると同じネットなので一度切れて駅毎に自動でWiFi接続はしますがネットには繋がらないようです。つまり、ローミング接続は出来ないみたいです。駅毎に再接続しないとネットには繋がりません。
TunnelBear
無料のVPN接続です。日本を含めて世界に設置されたTunnelBearのサーバー間までVPN接続(暗号化接続)できます。VPN接続は接続会社がサーバーを管理しているため接続会社で安全性が決まりますが、カナダの会社なので安心感もあります。登録にはメールアドレスとパスワードを準備しておく必要がありますが上のアプリと同様捨てアドで十分です。使い方は簡単で、開始時にVPNサーバーの句に設定をしてVPN接続をON/OFFするだけです。国内で使う場合はサーバーは日本に設定するのが速度的にも有利だと思います。ONすると鍵マークが通知領域に表示され、終了時にOFFにしておけば問題ありません。当たり前ですが、WiFi接続が暗号化されている自宅などではONする必要はありません。
私は、以前は一時、OperaMAXと言うVPNもどきを使っていましたが、シンプルなVPN機能だのTunnelBearのほうが速度的には早く感じます。初期状態ではVPN接続は「500MB/月」までで友達紹介やPCにインストールすることによりプラス「1GB/月」を簡単に増量できます。動画とか見ない限り、旅先や街中でちょっと使う分には500MBで十分な気がしますが...