日本人は解禁日が好きですが、最近は以前ほど盛り上がらない。やっとゆっくり楽しめるワインになってきましたね。
正直、ボジョレーヌーボーはぶどう酒(ワイン)と言うより果実酒で「旬のお酒」と言う感じです。
調べてみると作り方が普通のワインとはかなり違う。一般的には「マセラシオン・カルボニック」、或いは「炭酸ガス浸潤法」と言われていて特徴は
赤ワイン → いろいろ
ヌーボー → ガメイ種
発酵
赤ワイン → 酵母発酵
ヌーボー → 酵素分解
アルコール原料
赤ワイン → 糖分
ヌーボー → リンゴ酸
作り方
赤ワイン → 葡萄を人口的に潰して果汁を絞る
ヌーボー → 葡萄の房ごとそのまま詰めて自重で潰す
ある意味、日本人が好きな「生ビール」のような、「生ワイン」です。なので長持ちしないので冷やして一気に飲みきるワインです。
ボジョレーヌーボーが話題になるとそろそろ今年も終わりだなと思えるワインです。
なぜ葡萄だけワインと言う果実酒で発展できたのか不思議ですね。自然に発酵したワインを見つけて飲んだりして広まったんだと思いますが、そのころはボジョレーヌーボーは存在しなかった気がします。
酵母菌は自然界にはどこにでもいますが他の果物では葡萄のようなワインが自然にできなかった。多分、葡萄は熟して果汁化しやすく糖度が一番高かったんだと思います。
今年もこんなこと考えながら、安くなってからボジョレーヌーボーを飲み過ぎないように楽しく。現時点ではまだ、2016年度版のヌーボーは味わってませんが!