池袋から日帰りで小江戸川越七福神巡り

池袋から東武東上線の急行で約30分で川越に到着できるので、東京からは日帰りで楽しめる観光地です。

川越は「小江戸」と呼ばれるほど昔の街並みが残って、街自体も程ほど大きくないので、要領よく回れば1日で回るには最適な場所です。

川越には「川越」と言う文字が付く駅が西武新宿線の「本川越」、東武東上線の「川越市」「川越」と3個もあります。

有名な蔵作りの街並みに一番近い駅は本川越ですが、今回は目的が七福神巡りなので効率よく回るために東上線の川越駅から出発します。朝、10時頃に川越駅を出発すれば一日観光を川越を楽しみながら七福神を回れます。

但し、七福神を回らないのであれば川越市駅か本川越駅で降りる方が観光には便利です。




改札口を出て先ず、右折します。川越マインの角をまた右折して道なりに進みます。

1)妙善寺(みょうぜんじ) 毘沙門天
住宅地の中にあるので気をつけないと見過ごしてしまいます。

2)天然寺(てんねんじ) 寿老人
16号バイパス沿いにあります。小さいけど庭が綺麗なお寺です。

どちらも、観光名所からは離れているので七福神を回らない人は来ないのでひっそりしています。

ここから次の七福神まで少し離れています。観光名所はないので住宅地を歩くことになりますが、川越独特の街並みに気をつけてください。川越は昔、敵から守るために道が微妙に細工されていて、一見すると平行に道が続いているようでも段々と離れていたりして迷子になりやすい。スマホなどで確認して歩けば問題ないですが...




3)喜多院(きたいん) 大黒天
川越で一番大きなお寺で境内も見所満載です。境内はかなり広く、興味が沸く歴史的な建物があちこちに分散しています。また、春先は川越で一番の花見客が訪れ出店もたくさん出ます。また、夜は夜桜を見ながら盛り上がる花見の名所です。

4)成田山(なりたさん) 恵比須天
喜多院の直ぐそばにありますが、殆どが駐車場とお寺の建物だけなので訪れる人はかなり少ないようです。



ここまでゆっくりと楽しんで歩くとそろそろお昼の時間になります。成田さんを出て左折して歩くと最初の十字路の角に川越で一番有名な鰻の「いちのや」があります。川越は元々、鰻が有名な土地柄なので、ここで昼食をとるのも一案です。因みに、いちのやの支店は川越駅前のアトレマルヒロの7Fにもあります。ここからは観光名所の中心街です。




5)蓮馨寺(れんけいじ) 福禄寿神
ここはメイン通りにあるため観光する人はほとんど訪れるお寺です。ここも、境内は余り大きくないですが、花見の時期は立派な桜を見に来る人が多い場所です。

蓮馨寺を出て、メインの通りに戻るとここらは有名な「蔵作り」の街並みが札の辻交差点まで繋がっています。この通りは有名な川越祭りのときは通行止めなり、身動きできないくらい人で埋まります。

札の辻に向かう途中の埼玉銀行当りで左折して小道に入り、突き当りの道を右折して少し進むと有名な「菓子屋横丁」の入口が左側にあります。2015年6月に横丁の一部で火事があり、いまだに横丁は一部再建途中ですが、将来はお店が復活するそうです。この横丁を抜けて左折して川の手前を左折すると次の七福神があります。




6)見立寺(けんりゅうじ) 布袋尊
菓子屋横丁の直ぐ側に入口がありますが、お寺自体は奥まった高台にあるため、訪れる人はかなり少ないです。

7)妙昌寺(みょうしょうじ) 弁財天
中心から外れた場所にあり、川越観光では先ず訪れないお寺です。場所もかなり良く調べないとたどり着けません。




七福神だけなら2~3時間で回れますが、ランチを含めて小江戸川越の街歩きを楽しむなら倍の時間は必要になります。川越には七福神以外にも寺院がたくさんあるので、違うお寺を七福神と勘違いしてしまうので気をつけましょう。帰りは川越駅ではなくて川越市駅か本川越駅から帰るのが便利です。