缶チューハイをシャンパングラスで飲むと美味しくなる




発泡性アルコールと言えばシャンパン、スパークリングワイン、ビールなどが一般的ですが、チューハイ(サワー)系も発泡性カクテルです。

発泡性アルコールは飲むときのグラスも特徴があって専用グラスで飲むと美味しく思えます。チューハイは居酒屋では氷入りのロンググラス、家では缶から直接あるいは普通のコップに注いで飲むのが一般的です。

ほろ酔い目的にはこれで丁度いいのですが、もっと優雅に味わえたら...(笑)




美味しく飲むために発泡性の「泡」について色々調べてみると、例えばワインは含まれる二酸化炭素の量で「弱発泡性ワイン」と「強発泡性ワイン」に分類され、一般にスパークリングワインといわれるワインは3気圧以上のガス圧を持った発泡性ワインの総称(3気圧以下のものは弱発泡性ワイン)

様々な発泡性飲料水の気圧は


ファンタオレンジ       2.0
ラガービール             2.5
スパークリングワイン     3.0以上
ドイツ製ワイン(ゼクト)        3.5以上
コカコーラ              3.8
ペリエ(ミネラルウォーター) 3.9
炭酸水            4.0
フランス製シャンパンの例       5.5

チューハイはと言うと材料(ウォッカ、炭酸水、果汁など)から推測して3気圧前後だと思いますが...

ビールとシャンパンだと液体の粘着度の違いと圧力差が2倍以上違うため、炭酸の出てくる勢いが違います。シャンパンはサッパリしてぱちぱち音を立てて弾ける感じがします。





シャンパンはあの「泡」が一箇所から綺麗に出続けると美味しく感じますが、これは仕掛けがあります。

グラス表面が余りにも滑らか過ぎると泡が出ずらく、全体にグラ底が広いと泡が広がってしまいます。

泡が広がらないために細長いフルートグラスが使われています。
また、泡がよく発生するように底に傷をわざと少しつけています。

専門家には一般的なワイングラスは味わいにかけるという人もいますが、私のようにシャンパンなどは「泡」が命と思っているのでやっぱりフルートグラスタイプが好きです。

それにチューハイで味わいを求めるのは意味がないし、やっぱり見た目の「泡」効果を味わいたいので、氷無しで飲めるように冷蔵庫で十分に冷やして、シャンパングラスで缶チューハイを楽しみます。

一度試してみてください。缶チューハイなのに優雅な気分になれること間違いなし(笑)