期間限定なので早めに都庁に行って鑑賞してきました。東京都庁第一本庁舎 2階北側の片隅の一角に表面をアクリル板で覆って展示してました。
展望台見学はかなり人が多かったですが、バンクシーは並んでいる人は多いけど待ち時間はそれほどでもなかった。ちょっと横から、見て写真を撮るだけなら並ばなくても直に鑑賞できました。
残念ながらアクリル板で表面が覆われているため、人の顔などが入り込んで綺麗な写真は取れません(笑)
バンクシーの作品は描く時間を短縮するために型紙を切り抜いて、その空いた部分にスプレー塗料を吹き付けて絵を描くというステンシルという技法が使われます。ある意味、版画的な手法なので複製や偽物も沢山ありそうです。
では、なぜ本物だと都庁では思っているのかというとそれは『BanksyのHP』の画像から何となく推測ができます。
サイトに行ってみると沢山の作品が見れますが、その中に以下の写真がありました。一枚ずつ見ていかないといけないので辿り着くまでに結構い作品を堪能できます(笑)
おやおや、ネズミの向きが反対です。このために、なかなか発見されなかったのかもしれません。
ひょっとしたら故意に反対の画像を載せてたのかもしれませんね
なぜ本物と都庁が自信を持っているのかというと作品そのものより、ボルトの位置関係などが一致するからだと思います。
ボルトだけでなくネズミ下、横一直線のシミの形がほぼ一致してるのもきめてになっているのかもしれません。
作品自体は「ステンシル」という技法なので簡単に似せることはできそうですが、周辺を一致させる事はほぼ不可能だと思います。
バンクシーの作品を見てるとQRコードが書かれた作品がありました。多分、何かメッセージをこめて描いた作品でしょう。QRコードだけ切り取ってみました。
バンクシーらしい作品ですね、ちゃんとYouTubeの映像のアドレスが表示されました。