最近はセキュリティーの問題や移送コストの効率化のために、以前より機内持込み時の「サイズ」と「重量」がチェックイン時に厳しく調べられるようですね。
そこで今回、今後も搭乗する可能性がある航空会社を中心に機内持込みルールについて私の経験も含めて調べてみました。
手荷物と身の回り品について
航空会社によっていろいろな表現が使われていますが、大きく分けて
手荷物 キャリーケース
身の回り品 ハンドバックや傘、パソコン類
これらを含めて航空会社では「大きさ」「重量」「個数」が搭乗クラスによって決められています。
航空各社のルール
以下の内容は普段の搭乗する飛行機サイズなので小型機などはまた、少し違ってきます。JetStar
キャスター・持ち手を含む3辺の和115cm(56cm×36cm×23cm)
エコノミークラスの「Starter FlexiBiz」は7kgまでのキャリーケースなどのお手荷物1個とノートパソコンなど座席下に収まるサイズのお手荷物1個
ビジネスクラスの機内にお持ち込みは合計14kgまで、手荷物2個とハンドバッグなどの手回り品1個の計3個(手荷物1個当たりの重量が7kgを超えないこと)
Peach Aviation
2個の合計が10kg
ANA(全日空)
10kg(22ポンド)
JAL(日本航空)
10kg(22ポンド)
デルタ航空
キャスター・持ち手を含む3辺の和115cm(56cmx35cmx 23cm)
ユナイテッド航空
身のまわり品は、ショルダーバック、ハンドバッグ、ノートパソコン用バック、その他の小さい品物など、3辺が各(43cmx25cmx22cm)、前の座席下に収まるサイズ。ただし、ベーシックエコノミー航空券では機内持込の身のまわり品1個のみとなります。
エールフランス航空
手荷物1個＋身の回り品1個 = 12 kg(利用のクラスにより、総重量18 kg)
ルフトハンザ航空
キャスター・持ち手を含む3辺が(55cmx40cmx23cm)、折りたたみ式のガーメントバッグであれば(57cmx54cmx15cm)
エコノミークラス 手荷物1個(8kg)
ビジネスクラス 手荷物2個(各8kg)
ほかに小型バッグ1個(30cmx40cmx10cmのハンドバッグやノートPC用ケース)、お子様1人につきベビーバスケット、チャイルドシート、または折りたたみ式ベビーカー／バギー1個(状況によっては貨物室にて預かり)、車椅子／整形外科補助具(歩行補助具など)。
まとめ
最初に気になるのが手荷物の「サイズ」と「重量」ですが、概ね、「高さ」＋「幅」＋「奥行き」＝115cm以内で重量は10kg前後ですがLCCなどは重量も小さくそれ以外の持込み個数も少なくなっているので注意が必要です。
「サイズ」に関しては「総周辺合計」≦「高さ」＋「幅」＋「奥行き」で最大5cmほど違います。「高さ」などは突起物も含まれるので意外と小さくなります。
「重量」に関してはキャリーケースの重量も含むので思いのほか小さくなります。
なので機内持込み用キャリーケースを新規に選ぶならキャスターの形態はなるべく小型に、また、セキュリティや強度が心配でしょうがなるべく軽くなるソフトケースがベストだと思います。また、TSAロック搭載機能も考慮する必要は無いと思います。
実際の運用
以前よりは厳しくなりましたが米国系は意外とゆるい感じがします。元々、サイズは規定されていますが重量に関しては規定がありません。日系の航空会社は規則通りに運用されるので大変です。
搭乗クラスについて
最近はビジネスクラスに乗ってないので最新事情はわかりませんが、元々、重量や持込み個数に関してはエコノミークラスより優遇されています。また、米国系しか経験は無いですが、サイズも少しぐらいオーバーしていても持込みOKになることが多いです。推奨航空会社は
機内持込みにするメリットは飛行機の降機後、早く移動するためですが、いろいろな状況を考えると機内持込み手荷物に関しては米国系の航空会社が一番のお勧めになります。私のスーツケースはビジネス旅メインですが、背広が一着何とか入る大きさで2週間ぐらいは大丈夫です。もし、足りないものが発生した場合、現地調達を基本にしているので．．．
また、お土産などを免税店で買った場合、折りたたみ式のバックを持参しているので日本到着後にそのバッグに詰めるようにして帰ってきます。スーツケースが大きいと移動するときに結構大変なのでやはりコンパクトにするのが最高ですね。
JetStarの最低料金のフライトは7Kgしかないのでケースの重さ考えると実質5kgもないので、かなり気を使わないと大変です(笑)
＞＞『私の時差ボケ対策』
