トマト自体は嫌いではないけど、好んで食べるほどではなかった。しかし、海外などに仕事で行くと、ホテルの朝食はコンチネンタル風だと、どうしても野菜が不足気味。
元々、朝食は部屋でコーヒーを飲めればいいし、わざわざレストランに着替えて行くのも面倒臭い。そこで思いついたのがホテルの近くのスーパーやコンビニで海外でも簡単に購入できるトマトジュースを朝、飲むこと。
これを実践してからは家に居るときより滞在中は体調がいいし、何より朝、ギリギリまで部屋でゆっくりできるのが嬉しい(笑)
横着で始めた旅先での習慣が、意外と健康にいいと言う事が最近わかったきました。
以下はどうせ飲むなら効率よく飲むための豆知識です~~
トマトジュースとトマトの違い
トマトの主成分は「抗酸化作用」が強い赤い色素の「リコピン」、「ビタミンC」などのビタミン類、「食物繊維」などです。
これらの成分はジュースにするとき、搾汁・殺菌などの製造過程で熱などが加わるため、「トマト」と「ジュース」では微妙に変わってきます。
リコピン ジュース=トマト
ビタミンC ジュース<トマト
食物繊維 ジュース<トマト
どのくらい減少してしまうか、製造過程にもよるので明確には言えませんが、食物繊維に関しては食物繊維量が多いジュースは粘土が高いので、気になる方はねっとりタイプのジュースがいいと思います。
食物繊維は血糖値の上昇を抑えたり整腸作用で腸内環境もきれいにしてくれます。
リコピンを効率よく吸収できる時間帯
朝、昼、晩に分類して比較してみると「朝>夜>昼」でやはり朝が一番良く、夜の倍以上の吸収率です。理由は朝起きたときがお腹が空いていて一番、身体が栄養を欲しているからだそうです。
トマトジュースと塩の関係
トマトジュースには無塩と有塩の2種類がありますが、トマトには元々、塩分を外に排出してくれる「カリウム」が豊富に含まれているので、普通の飲み方なら塩分の摂取は気にしないでいいようです。
トマトジュースとオリーブオイルの関係
トマトジュースを飲む目的にリコピンの摂取がありますが、普通に飲むより数滴のオリーブオイルを混ぜるだけで吸収率が4倍程度アップします。
トマトとオリーブオイルといえばイタリアン、イタリア料理は身体にもいいんですね(笑)
料理に使うわけではないのですが、トマトジュースに混ぜるために旅先にはコンパクトなオリーブオイルを持参するのも意外と便利です。
トマトは野菜、それとも果物
一般に、トマトは野菜に分類されていると思います。
でも、野菜と果物の定義がわからないと正確にはどっちなんだかわかりません。
そこで野菜と果物の定義を確認してみました。『農林水産省のページ』によると
以下抜粋です
野菜と果物(果実)の分類については、はっきりした定義はありません。あるものを野菜に分類するか果物に分類するかは、国によっても違い、日本でも生産・流通・消費などの分野で分類の仕方が異なるものもあります。
生産分野においては、一般的に次の特性を持つ植物が野菜とされています。
①田畑に栽培されること
②副食物であること
③加工を前提としないこと
④草本性であること
衝撃的なコメントは「いちご、メロン、すいかなどは野菜に分類されます」が、果実的な利用をすることから果実的野菜として扱っています。
今では出張などで1人でホテルに泊まるときは国内でも海外でも、習慣で取り合えずトマトジュースを確保してしまいます。
旅先などで体調不良は大変ですから...