階段昇りで暇つぶし?




駅の階段などを駆け上がる時に段数が偶数か奇数か、何時も気になります。普段通勤で使ってる駅はわかっていますが、新しい場所だと運試しを兼ねて何時も気にしてます。

私の場合、健康を兼ねて一段飛ばしで駆け上がります。そのため、偶数だと気持ちよく最終段をクリアできますが、奇数だと歩幅がずれて嫌な感じになります。

なので偶数だと今日はラッキーと思ってしまいます。階段で運動不足解消も兼ねて今日の運試し、一石二鳥です(笑)

偶数、奇数どっちが多いのでしょうか~~~、ネットで調べてもはっきりした傾向は出てきません。もっともらしい意見に日本は陰陽道の影響で奇数が多いと書いてありました。

陰陽道では奇数を「陽の数」、偶数を「陰の数」なので奇数が縁起がいい。実際、日本のイベントは七五三など奇数が結構多いと思います。





次にエスカレータを避けて階段上がりによる消費カロリーを調べてみました。

消費カロリーの定義は

 消費エネルギー=(kcal)体重(㎏)×距離(㎞) ①

でも、普通は歩いたりする距離なんて正確にはわかりませんよね。そこで(独)国立健康・栄養研究所が違う表現で
 消費エネルギー(kcal) = メッツ * 体重kg * 運動時間 * 1.05 ②

或いは、10分当たりの消費カロリーとして
 消費エネルギー (kcal/10min) = 体重(kg) × METs × 10/60 ③

歩く場合のMETs例としては
 ・降りる 3.5METs
 ・3.2km/h (ゆっくり)  2.8METs 
 ・階段を上る(ゆっくり)  4.0METs  
 ・階段を上る (速い)  8.8METs 

一段飛ばしなんてないですが、多分8.8METsに相当しそうです。これは良く考えてみると早く歩けばMETsは多くなりますが、時間が短くなります。つまり距離換算で考えると感覚的には

距離=速度×時間

つまり、METsを利用しても①式に相当しそうです。因みに「メッツ(METs)」とは、Metabolic Equivalentsの略で、静止状態を1METsとしています。

METsが便利なのは運動を(独)国立健康・栄養研究所『身体活動のメッツ(METs)表』から選んで運動時間をスマホや腕時計で確認していれば消費カロリーが簡単にも止まると言う事です。

これでわかった事は階段を上がるときに一つ飛ばしでも、普通に歩いて上がっても消費するカロリーは同じ(涙)と言う事がわかります。

ではなぜ、一つ飛ばしは運動になるのかと言うと筋力トレーニングという訓練役立つからです。続ければ基礎代謝が高まるという好循環が生まれます。

一つ飛ばしは自身の体重を負荷として利用する筋力トレーニング、一般には「自重トレーニング」として普通に上がるより負荷が高くなる効果があります。効果は太ももの筋肉が付いて、ヒップアップも期待できるようです。


実際の駅などの階段は途中に踊り場的な場所があって一気に上がれないようになっている事が多いです。

その場合は、最初の階段部分は偶数が、後半が奇数と言う事が結構あります。特に最初の部分が奇数は余り記憶にありません。


階段が複数に分かれている場合、偶数+偶数、奇数+奇数と言うのは余り私の記憶になく大体は偶数+奇数、或いは偶数+奇数+偶数が結構記憶に残っています。

合計するとやはり奇数になります。つまり「陰陽道」説は正しい??
私にとっては一段飛ばしで気持ちよく終ったときの偶数をすべての階段に期待したいのですが、なかなか...