2日間でパリの美術館を効率よく回るには

パリ市内には有名な美術館がたくさんあります。仕事で何度か行きましたが、ゆっくり観光などはできません。そこで観光ガイドブックやパリを良く知ってる友人に情報を得て、限られた週末2日間でメトロを利用し効率よく美術館を回ってみました。

パリと言えばやはり、ルーブル美術館とオルセー美術館は私としては外せまんが、どちらも1日では回りきれないくらい巨大です。ざーと見ても少なくとも半日は必要ですし、混雑する場合を考慮して別々の日に設定しました。




ランチの基本は美術館内カフェかレストランで食べます。美術館付近で探してもいいのですが、美術館内でのランチは美術館毎にコンセプトがあって意外と面白と思います。



1日目



マルモッタン・モネ美術館

メトロ9号線 ラ・ミュエット駅 徒歩10分



最寄の駅はラヌラグ駅(徒歩8)ですが、ラ・ミュエット駅のほうが地上に出てから大通りを真っ直ぐに進んでラヌラグ公園を通過すれば正面にあるので、多分、迷わないでたどり着けます。

ちょっと見た感じでは美術館だとわからないで入口を通り過ぎてしまうかもしれません。モネ鑑賞なので訪れる人が限られます。また、場所も公園とブーローニュの森の間にあるため穴場的な素敵な美術館です。


バカラ美術館

メトロ6号線  ボワシエール駅  徒歩5分



地下鉄で乗換えを含めて3駅なので余裕があれば恵比寿ガーデンプレイスのクリスマスシーズンに点灯するシャンデリアで有名なバカラのガラス製品が見れます。お勧めはトイレにある豪華なシャンデリアですが...


ロダン美術館

メトロ13号線  ヴァレンヌ駅  徒歩2分



「考える人」の像で有名なロダン、ここは庭園を含めて楽しむ美術館です。広々とした庭園にも像があり、庭園散歩が楽しめます。目の前で見るとロダンらしく彫刻には迫力があり、思った以上に圧倒されます。天気がよければここの庭にあるカフェでランチでノンビリします。


オルセー美術館

メトロ12号線ソルフェリーノ駅 徒歩7分



最寄の駅はRER C線  ミュゼ・ドルセー駅(徒歩2分)ですがメトロでないし、治安もあまりよくないようなのでソルフェリーノ駅からパリ街並み風景を楽しみながら向かいます。

オルセーは美術の授業で見た絵画が本当に目の前で見れます。絵画好きは一度は行ってみて損はない美術館です。以前、駅として使われていた建物は普通の美術館の建て方と違っていて開放感あります。テラスに出て対岸のルーブル美術館の全貌を眺めるのもよし、1日の最後にカフェでゆっくり疲れを取るのも記念になります。





2日目



ルーヴル美術館

メトロ7号線  パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅  徒歩4分



美術館といえば一番有名な美術館だと思います。その為、入場が混雑するのは当たり前なので、朝一で行くのがいいと思います。通常はメトロと直結してる入口からがお勧めです。広いので少なくとも半日の鑑賞時間は必要ですが、彫刻、絵画など芸術全般を楽しめます。

「ミロのビーナス」は想像通りでしたが、「モナリザの微笑み」は想像と違ってかなり小さくて少しがっかり。他の美術品と違って少し離れた場所から見ることになります。




敷地のカルーゼル広場にはカルーゼル凱旋門(arc de triomphe du Carrousel)があるので時間があれば少し見学します。パリの凱旋門巡りはこちらのページをクリックしてください。


オランジュリー美術館

メトロ12号線  コンコルド駅  徒歩3分



有名な「睡蓮」を鑑賞してもらうために作った美術館なので鑑賞自体はそんなに時間はかかりませんが、人気があるので混んでいる場合は省略してロダン美術館を先に回ります。時間がなくて行けなくてもモネはマルモッタン・モネ美術館で見ているの臨機応変で対応します。


ピカソ美術館

メトロ8号線  サン・セバスチャン-フロワサール駅  徒歩7分



元貴族の邸宅をそのまま、美術館にしたので建物自体も楽しめます。流石にピカソと言うだけあって他の美術館とは雰囲気が違う感じがするのは私だけでしょうか。最後はカフェでゆっくりカフェを楽しめます。



実際は連続した週末の土日ではなく、違う週の土曜日と日曜日に回ってます。なかなか出張の週末では2日間、丸々1人で行動はできません(笑)