鎌倉十井とは、江戸時代に選定され井戸で良質な水が湧いたり、伝説が残ったりしている井戸であまり目立った名所ではないの観光客も少なく散歩には向いてます。「鉄の井」「 底脱の井」 「泉の井」 「銚子の井」 「星の井」 「六角の井」 「瓶の井」 「甘露の井」 「棟立の井」 「扇の井」の十カ所でお寺の境内にあったり、入り口付近にあったり、私有地内にあったりと意外と目立ちません。
今回は北鎌倉駅から鎌倉駅に行く途中で効率よく簡単に回れるコースを以下のように選んでみました。
瓶の井 → 甘露の井 → 底脱の井 → 扇の井 → 泉の井 → 鉄の井
北鎌倉の改札口は下り線側から出て、「あじさい寺」で有名な明月院に向かいます。境内に「瓶の井」 があります。
境内に入るには入場料500円、今回時間がなかったのであきらめて「甘露の井」向かうことにしました。
この寺は正面から左側に回ると素敵な裏庭が眺められます。
人が少なく座る場所も用意されているので疲れたらここで一休み。眺めもなかなかよくゆったりとした「古都」気分が味わえます。
その後、横須賀線方面に戻り「扇の井」に向かいます。この井戸は私有地内にあるようで住人がいないと勝手に入れないようです。
この後、「泉の井」「鉄の井」を回る予定でしたが、海蔵寺で長い間、休憩してたので時間が無くなりそのまま、横須賀線脇を鎌倉駅へ急いで向かいました。
機会があったら、再度「鎌倉十井」巡りをしてみたいと思っています。
ブラブラ散歩するときも目的地があると意外と飽きませんし、鎌倉だと、途中に普段では気づかない色々な史跡などがあって、ブラブラ歩きも面白いと思います。
追伸
後日、行けなかった井戸を用事のついでに見学していました。「鉄の井」は小町通りの出口にあるので鶴岡八幡宮にお参りとか行くときに何時でも行けます。
「泉の井」は住宅の中にあるのでちょっと寄り道になりますが、昔の井戸の形がよくわかる状態で保存されていました。