私は仕事等で行くときに運転はしていませんが助手席などで体験はしています(笑)
欧州で一番有名なのはラウンドアバウト(Roundabout)でしょう。円形の信号機の無い交差点でどこでも見かけます。交差点での優先順位は出口に向かう車なので交差点に突入する車が必ず安全確認をする必要があります。日本人の感覚では信号機がないと危ない気がしますが、ラウンドアバウトだから事故になったという話は聞いたことがありません。日本と違って欧州は自己判断で道路を使う文化ですね。
昔、日本人がパリの凱旋門のラウンドアバウトを利用したとき、怖くてなかなか出口にたどり着けなくてぐるぐる回っているうちに、いつの間にか円の中心にある路線をずーと回ってしまったとい話も聞いたことあります。
また私の体験ですが、英国の郊外でかなり大きなラウンドアバウトをほぼ1周して出口に向かうと、なんとなく見慣れた風景に出くわしました。草原の中で何も目印的なものが無かったため1周回って、元の道を出口と間違えてしまったのです。出口に番号とかわかるように何かあればいいのに~~
もう一つ有名なのがドイツのアウトバーン。すべてが速度無制限ではないのですが多くの車が100km/h以上で走っています。道幅が広いので200km/h近くでも日本の100km/h程度のスピード感しか感じません。追い抜くときは必ず早いレーンに移動して追い抜きます。日本のように前が空いてるからといって遅いレーンでスピードを上げて横の車を追い越すことはしません。また面白いことに、追い越し車線でバックミラーにポルシェ、ベンツ、BMWなどの高速車両のエンブレムが見えたら道を譲るようですね(笑)
EUでは国境がなくなってしまったため、夜間はいつの間にか違う国に入国してしまったということがよくあります。但しドイツからベルギーに高速道路経由で入ると明らかに違います。ドイツは外灯がほとんどなく真っ暗なのにベルギーに入ると外灯が眩しいぐらいに輝いています。ベルギーは原子力発電が盛んで電気が余ってるから外灯も明るいんだと思います(笑)
因みに、海外で運転するための日本で発行する国際免許は免許ではないので必ず日本の免許を携帯しましょう。ある意味、日本の免許書を理解してもらうための翻訳のような位置付けみたいです。
>>『空港での「あるある」体験談』