今回ブラジル大使館で日仏で活躍した画家の藤田嗣治がブラジル産コーヒーの宣伝のために壁画を銀座4丁目の聖書館ビル(アントニン・レーモンド設計)に描いていた壁画に関する展示会を無料で行っていた。
壁画作品はブラジルの雄大な風景や労働者の姿を描いた「大地」で横約18m、縦約3.6mだったらしい。
藤田画伯が宣伝のための壁画を書いていたのも驚きでしたが、なかなか大使館なんて普段は行くことも無いので、他の用事のついでに寄ってみた。
ブラジル大使館のアクセスは外苑前駅から徒歩で数分、メイン道路から少し中に入ったところにあり、目の前の壁画の絵に圧倒されます。
入口は正面の右側にある青い建物のドアから入館。昼休みのようで受付には誰もいなくて、内線電話で呼び出しまし、係員にドアを開けてもらいました。
ドアを開けて左に曲がり突き当りの左側にある階段を地下に下ります。降りると廊下に素敵な絵が展示されてました。
右側に大きな部屋がありますが、廊下の先の突き当たりに今回の展示室があります。入口は左右から入れる構造になっていました。たぶん、ここが「トミエ・オオタケ・スペース」かな。
いろいろなブラジルと日本に関する写真などが展示されていましたが今回のお目当ては藤田画伯の壁画。壁画と言えば最近、話題となったバンクシー(Banksy)を思い出してしまいましたが...
最初は誰もいなかったので写真展を1人でゆっくり堪能できました。この展示エリアには入口が2ヶ所あり、1ヶ所が出口に繋がっています。
部屋から出て右側に曲がると正面にドアがあります。このドアは施錠もされていなく、外は大使館内の駐車場の出口と同じ場所自由に出ることができました。
セキュリティっぽいドアから入ってビルの横から出てきたブラジル大使館巡り、なんか「ブラジル大使館」感は入口の壁画ぐらいしか感じることができない体験でした(笑)